苦痛を抑えつつ、精度の高い検査を目指して
院長の森田です。
当院では、オリンパス社製の最新内視鏡光源システム「EVIS X1」を導入しています。これは、大きな専門病院の内視鏡室でも使用されている高性能システムで、より高精細で信頼性の高い内視鏡検査が可能です。一言で言うと「良く見える!」内視鏡システムです。
さらに今回は、当院で使用している上部・下部内視鏡スコープの特長についてご紹介いたします。
◆ 上部内視鏡:GIF-1200N
先端外径わずか5.4mmという細さ(私は讃岐うどんくらいですよ。と説明しています😄 :実際の写真を載せています。鉛筆と比較)でありながら、高解像度の画像が得られる最新機種です。この細さにより、検査時の「オエッとする不快感」や痛みを軽減でき、口から・鼻から、どちらからの検査でも患者さんの負担が少ないのが特徴です。「苦しくないけれど、きちんと見えている」──そんな検査を実現するスコープです。
◆ 下部内視鏡:PCF-H290ZL/I
大腸検査に用いるスコープも、従来のスコープより細くしなやかで、挿入時の違和感や腹部の張りを抑える設計になっています。また、拡大観察機能(ズーム)により、ポリープもしっかりと観察することが可能となり、良性悪性の診断に威力を発揮します。ポリープ切除の際の操作性も優れており、使いやすいスコープです。大腸ポリープ、大腸がんの早期発見・早期治療のための強い味方です。
当院では、「できるだけ苦痛の少ない、丁寧で質の高い内視鏡検査」を目指して、設備と技術の両面で体制を整えています。検査について不安やご質問がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
(※内視鏡システムや検査中の様子の写真も、院内掲示やホームページでご紹介しています)
2025年5月29日 院長 森田慎一