🍀院長’S コラム【 内視鏡紹介①ブルーライト照明 】

魚沼で安心の内視鏡検査・・・ブルーライト照明で快適な検査環境

院長の森田です。当院では、2025年春より新たに内視鏡室を整備し、最先端の内視鏡システムを導入いたしました。今後、このホームページのコラムを通じて、当院で導入した内視鏡システムやその特徴について、順を追ってご紹介してまいります。第一弾として今回は、検査を受ける方がより安心できる環境づくりの一環として導入した「ブルーライト照明」についてご紹介いたします。

ブルーライトの検査室

当院では、内視鏡検査をより安心して受けていただけるよう、内視鏡室に特別な青い照明(LEDブルーライト:トライテラス社製)を導入しました。このLEDブルーライト照明は近年、全国の大学病院や内視鏡専門クリニックなどで徐々に導入が進んでおり、内視鏡検査の環境改善に役立てられています。新潟県内では、当院が初めてこのシステムを導入した医療機関となります。

ブルーライトの照明は、検査を受ける方にも、検査を行う医師にもやさしい設備です。

◆ 検査を受ける方へ
青い照明は、リラックス効果があり、暗くて不安になりがちな内視鏡室の雰囲気をやわらげてくれます。やさしく落ち着いた空間で検査を受けていただけるので、「検査はちょっとこわい…」という方にも安心していただけると思います。

◆ 検査を行う医師にとっても
青い照明は、内視鏡モニターの映像を見やすくしてくれます。胃や大腸などの腸管は内視鏡モニターでは赤色に見えますが、青色照明はモニター映像内の赤色のコントラストを際立たせる効果があり、その結果、病変の小さな色の変化にも気づきやすくなり、よりていねいな診断につながります。

当院では、魚沼地域の皆さまが安心して検査や治療を受けられるよう、様々な設備を整えております。このブルーライト照明もその一環として、苦痛が少なく、かつ質の高い内視鏡検査の提供に努めてまいります。

内視鏡検査に関してご質問や不安な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

2025年5月14日 院長 森田慎一